2017年04月08日(土) ~
2017年07月30日(日)
時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日、7/18 *5/1、7/17は開館
観覧料:一般1,200円、高校生・大学生700円
大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26
京阪中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ
地下鉄御堂筋線、京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口
地下鉄堺筋線、京阪本線「北浜駅」 26号出口各駅から約400m
06-6223-0005
展示会
チャイナペインティング

イベント内容

ハンガリーの名窯 ヘレンド
1826年、ハンガリー南西部の小さな村ヘレンドで、磁器の生産が始まりました。
先行のマイセン窯やウィーン窯などの傑作に学んで高い水準に達したヘレンド窯は、ほどなくして「オーストリア帝室・ハンガリー王国御用達窯」として認められるまでになります。
1851年のロンドン万国博覧会では、ヴィクトリア女王からディナーセットの注文を受けたのを機に、一躍その名をヨーロッパ中に広めました。
その後もヘレンド窯は、東洋磁器に学んだ独自の様式を生み出して、毎回の万国博覧会で受賞を重ね、高い評価を保ち続けます。
時流が大量生産へと向かう19世紀末、手作業にこだわり常に最高のものを目指したヘレンド磁器は、ヨーロッパの多くの王侯貴族や新興富裕層に愛され、名実共にハンガリー芸術を代表する存在となり、今日に至っています。
本展では、ブタペスト国立工芸美術館、ヘレンド磁器美術館、ハンガリー国立博物館などが所蔵する約230点の作品により、ヘレンド窯190年の歴史とその魅力をご紹介します。